東大&京大の現役合格者は“西高東低” ( No.1 ) |
- 日時: 2012/05/26 00:35
- 名前: 京大現役合格
- 東大&京大の現役合格者は“西高東低”
(ZAKZAK 2012.05.18) ttp://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20120518/dms1205180714002-n1.htm
2012年の入試で、東大合格者がもっとも多いのは東京で、京大は大阪だった。では、これを高校卒業生数で割った比率で見たら、どこの都道府県が強いのか。「東大+京大の現役合格」に強い都道府県のトップは奈良。高校卒業生1000人当たりで、東大と京大に合格したのは15・2人だった。今年卒業した奈良の高校生の約66人に1人が、東大か京大に合格した計算になる。2位は京都で11・4人。以下、東京の8・2人、兵庫の7・1人、大阪の5・5人と続いた。
東大だけで見ると、1位は東京の7・4人、2位は神奈川、3位は兵庫。京大だけで見ると、1位は奈良の12・4人、2位は京都、3位は大阪だった。
奈良の強さは、やはり東大4位、京大1位と、バランス良く合格していることだろう。さらに東大寺学園、西大和学園、帝塚山、奈良学園など、私立の一貫校からの合格者が多いこともある。というのも、私立が公立より現役での合格者の割合が高いからだ。
現役合格率(現役合格者数÷合格者総数×100)を見ると、私立は東大が70%、京大が66・2%だ。これに対して、公立は東大が54・9%、京大が58・1%。私立からの合格者が多いことは、それだけ現役合格者が多いことになる。
首都圏の塾講師がこう話す。
「私立中高一貫校の強さです。高2までに高校の学習を終える先取り学習や、中学から頻繁に小論文を書かせたりして学力をつけていることが、最後に差になって出るのでしょう」
また、近畿地方の2府4県が、「東大+京大の現役合格」に強い都道府県のベスト10にすべて出てくる。これに対して、東大に強みを見せる首都圏は、3位に東京が入っているだけ。
予備校の入試担当者はこう見る。
「近畿地方のトップの受験生は、京大だけを志望校と考えているのではなく、灘(兵庫)など東大に多くの合格者を送り出している学校があります。震災の影響で京大合格者が増えたといってもまだ一部で、首都圏の受験生や親にとっては、東大の次は一橋大や東京工業大なんです」
東大・京大に強い県は、極端なまでの「西高東低」だ。
 |
関東の名門高校から「京大」進学者数が増加中 ( No.2 ) |
- 日時: 2012/06/21 20:32
- 名前: 京都大学 掲示板
- 関東の名門高校から「京大」進学者数が増加中
(週刊朝日 2012年6月29日号)
今年の進学者数のひとつの大きな特徴は、関東圏の有名高校で京大への進学者を増やしているところが多いということだ。
麻布高(東京都港区)は、昨年現役進学者が2人だったのが8人。浪人生を含めると20人が京大へ進学。海城高(新宿区)は2人から5人(浪人含め12人)。渋谷教育学園幕張高(千葉市)は昨年ゼロだったのが4人(浪人含め5人)と、昨年より京大への進学者数を増やした学校が日立つのだ。
京大への現役の進学者が昨年ゼロから一気に8人へと増えた都立国立高(国立市)は「非常に京大への志向が強い学年でしたね。面談などで東大を薦め、京大から東大へ志望を変更した生徒もいるので、自然に任せればもっと多かったかもしれません」(進路指導部)という。
大学受験動向に詳しい大学通信ゼネラルマネージャーの安田賢治さんは、
「受験生が進学先を絞ってくる昨年の今ごろは、東日本大震災の余震が続き、計画停電があったり、原発の影響があったりと、関東地方は落ち着かない空気だった。首都圏の受験生に西へ向かう志向があったのではないでしょうか」とみる。
|