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三浦俊彦「教授とミミズのエコ生活」ミミズの生態の不思議に魅了された哲学者がミミズと太陽光発電による「エコ生活」をレポート。抱腹絶倒の奇書 掲示板
日時: 2012/03/14 22:48
名前: 教授とミミズのエコ生活

(*) ミミズの魅力に憑かれた学者の面白奮闘記 (週刊文春WEB 書評)
ttp://shukan.bunshun.jp/articles/-/1081

 コンポストにミミズを入れておくだけで、何のエネルギーを与えることもなく、生ゴミが分解される―論理学者で小説家としても名高い三浦俊彦さん(52)が、庭にミミズコンポストを設置したのは一九九九年のこと。本書『教授とミミズのエコ生活』は、ミミズの生態の不思議に魅了され、その繁殖と絶滅に一喜一憂してきた十二年間を記録した、抱腹絶倒の奇書である。

「家を建てた際に太陽光発電を設置しました。屋根でエコをやるなら、地上でもなにかやってみようと思って、選んだのがミミズコンポスト。それまでミミズは興味の対象ではなかったのですが、少しでも手を抜くと死んでしまったり、付随していろんな生物が発生したり、これほど面白い生物なのかと驚きました」

 とはいえ、三食をカップラーメンとサプリメントで済ます、一人暮らしの三浦家で出る生ゴミといえば、わずかにティーバッグの茶葉ぐらい。コンポストでの処理が必要なほどではない。

「ミミズたちの栄養のためには、もっといろんな生ゴミがあったほうがいい。コンポストに入れたいがためにわざわざ卵を買ってきたり、エコどころか、逆に生ゴミが増えてしまいました(笑)。ミミズコンポストを続けている人は皆そうだと思いますが、だんだんと生ゴミ処理が主目的ではなくなり、ミミズがペット化してくるんです」

 三浦さんの粗食を心配して、母君が定期的に届ける冷蔵庫をいっぱいにするほどの食材も、すべてコンポストに直行する。「ミミズのため」と大量に投下された生ゴミでミミズが窒息、絶滅の悲劇を迎えたことも。

「何度捨てても、母は懲りずにまた食料を買ってくる。自分に子どもがいないので気持ちがわからないのですが、親というのは、子どもがいくつになってもお節介を焼くものなんだろうなと思っていました。でも、考えてみると私がミミズにしているのも同じことなんです。順調に育てるためには、余計なことはせずにただじっと見ているという境地に達せればいいんですが、介入したいという煩悩がつい起きてしまう。そうやって関係性は継承されていくんですね」

 取材の一週間前、最後に観察した時点で、ミミズは大繁栄を誇っていたという。

「実は……もっと一気に増えてほしいと思って、つい干渉癖が出て、層をなすぐらいの大量の生ゴミを入れてしまったんです(笑)。増えているのか、また絶滅か、いま、どきどきしています」


<三浦俊彦(みうらとしひこ)プロフィール>
1959年、長野県生まれ。東京大学文学部美学芸術学科卒業後、同大学院総合文化研究科比較文学比較文化専門課程修了。現在は和洋女子大学教授。『これは餡パンではない』他で芥川賞候補となるなど小説家としても活躍。『論理パラドクス』『論理サバイバル』など著作多数。



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(*) 「教授とミミズのエコ生活」
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著者:三浦俊彦

<内容、あらすじ>
なぜ、哲学者はミミズにハマったのか?12年前に開始された、独りきりのエコ生活の顛末。ミミズと太陽光発電による「エコ生活」の全貌をレポート。
1999年、時代に先駆けて、屋根に太陽光パネルを設置するとともに、電気ゼロ・環境負荷ゼロのミミズによる生ゴミ処理機"ミミズコンポスト"を導入、エコ生活を開始した著者。
しかし! 太陽光発電量の急速な低下、コンポスト内でのウジ虫大発生、カビによる侵略、ミミズたちの大脱走、片栗粉投入による危機……次々と襲いかかるトラブルに、哲学者である著者は何を思い、どう対応したのか?
ミミズコンポストを始めた。屋根に太陽光発電パネルを設置したので、空だけでなく大地でもエコっぽいことをしたくなったのだ。三層のたらい型容器とミミズ3000匹を3万5000円で購入。釣り餌になるシマミミズという種類である。
生ゴミを入れると、どんどん食って液体・固体の肥料に変えながら、2万匹まで増える。下層にできた堆肥をミミズごと庭に捨て、空になった容器を上に重ねて、新鮮な生ゴミを入れてゆく。。。



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(*)注目の情報
http://makingsense.greater.jp/cgi-bin/googlewiki2ch/patio.cgi


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< 三浦俊彦(著書,資料)>
http://www.amazon.co.jp/gp/search?ie=UTF8&keywords=%E4%B8%89%E6%B5%A6%E4%BF%8A%E5%BD%A6&tag=heartlinks-22&index=books&linkCode=ur2&camp=247&creative=1211


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哲学者である著者が、自宅に太陽光発電パネルを設置したのを機に、「大地でもエコっぽいことを」と、ミミズによる生ごみ処理システムである「ミミズコンポスト」(約2万匹まで増える屋外用のキャノワームと、数千匹程度飼育できる室内用のミミポットとがある)を導入し、その維持・管理にハマる日々を詳細につづったものである。 ( No.1 )
日時: 2012/03/14 22:50
名前: 教授とミミズのエコ生活

(*)もしも哲学者がミミズにハマったら (日刊サイゾー)
ttp://www.cyzo.com/2012/03/post_10140.html
 狂おしいほどの“スカトロ愛”を「月刊サイゾー」本誌で訴え続けてきたあの大学教授が、今度は“ミミズ愛”を叫ぶ!?
 ……と書くと、何やら怪しげなドロドログチョグチョなものを想像してしまうだろうが、さにあらず。2012年2月に刊行された三浦俊彦氏の新著『教授とミミズのエコ生活』(三五館)は、いたってマジメ(?)な“ミミズ飼育記”だ。哲学者である著者が、自宅に太陽光発電パネルを設置したのを機に、「大地でもエコっぽいことを」と、ミミズによる生ごみ処理システムである「ミミズコンポスト」(約2万匹まで増える屋外用のキャノワームと、数千匹程度飼育できる室内用のミミポットとがある)を導入し、その維持・管理にハマる日々を詳細につづったものである。
 その過程で同氏は、ミミズで生ゴミを処理して有機肥料を作るという本来の目的を早々に放棄して、ミミズのために「サトウのごはん」を丸ごと投入したり、生ゴミをわざと過剰に出したりと、ミミズを飼うこと自体が目的化するという本末転倒な状態に陥り、ついには東日本大震災発生時に真っ先にその心配をするほどミミズを愛するようになっていく。そして、ある日唐突に訪れるミミズの大絶滅……。

 三浦氏といえば、美学・論理学を専攻する現役の女子大教授であり、芥川賞候補に3度も挙げられた才気あふれる作家であり、自著の装丁画を自ら手がける芸術家でもあるという才人だ。これまでに取材で何度か訪れたあの邸宅で、12年もの間、数万匹単位のミミズが人知れず暮らしていたとは! 早速、都内某所のお宅を訪問し、ことの次第を聞いてみた。
「もともとエコ意識は高いほうだったんですよ。熱帯雨林が伐採によって激減してる話なんかを聞くといたたまれなくなるし。それに、サプリメントが好きなことと通ずる点もあるんです。サプリメントの中には化学合成したものもたくさんあるけど、僕は基本的に天然素材を寄せ集めてなんとか効果を出そうという自然食品系のものにしか興味ないですからね」

 そう、三浦氏は、1日3食をカップ麺で済ませ、足りない栄養を300錠の錠剤で補う重度のサプリメントオタクであり、烏龍茶の340mL缶のみを蒐集して自宅リビングの一番目立つ飾り棚に陳列する好事家であり、そして何より、自称日本一のスカトロAVマニアであるというヘンタ……いやいや、まさに哲学者の鑑というべき柔軟で鋭利な頭脳の持ち主なのだ。

「それに、本当の『美』とは、ダイエットや整形など、人間の意志で自然を矯正、改造したものにではなく、八重歯とかガミースマイル(歯ぐきの大きく露出する表情)とか、偶然生まれ持ったものにこそ宿ると考えています」
それが自然の産物であるミミズへの愛にもつながったと。では、ミミズを飼ったことによって、なんらかの哲学的な発見は?

「たとえば、ミミズコンポストは、投入する生ゴミの種類のちょっとした違いなどによって、表面的にはわからなくても、内部でいとも簡単に大絶滅が起きてしまう。それから、小バエは台所に放置した生ゴミにはほとんど湧かないのに、ミミズを入れた飼育箱には大発生する。人間の観点からは、あるいは飼育箱の体積からいえば、ミミズの存在などほんの“微差”に過ぎないのに、小バエの世界にとっては大問題なわけです。そういう事実を目の当たりにして、『やっぱり世の中の表層構造と深層構造は大違いなんだなあ』ということを痛感しましたね」

 なんとも深遠な思索であるが、われわれ凡俗な人間の観点からすれば、家の中にミミズが何万匹もいるということ自体大問題なのだが……。ミミズを飼うことで、アニマルセラピーや子どもの情操教育に役立つとか、何か得られるものは? 

「うーん、その点では、きめ細かな反応の得られる犬猫のほうがはるかに有意義でしょうね。しかもあっという間に全滅するので、生命の尊さを学べるどころか、逆に『どうせすぐ死ぬじゃん』みたいに死に対する感覚が鈍麻して、生命に対する軽視を生みそうです。処理できる生ゴミの量もたかが知れてるし、要するに実用的側面はまったくないということですね。でも、ミミズはホントにかわいいですよ」

 ……なんだか身も蓋もないオチになってしまったが、ムシ好きな人、逆にムシ嫌い克服のきっかけを得たい人、エコに関心のある人などなど、この本を手に取る人々それぞれの欲求に対して、決してストレートな回答を与えてはくれないのが本書のキモ。単純なエコ礼賛本や飼育実用書には到底望めない、哲学的な奥行きとエンターテインメント性の高さが、読者を惹き込む魅力となっているのだ。三浦ファンならずとも必読の1冊である。




(*)三浦俊彦 著書
http://www.dmm.com/mono/book/-/list/=/article=author/id=162331/photogallery-001
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